〜いただきます、オーガニック〜

田や畑から食卓へ、消費者と生産者、そして飲食店をつなぐプロジェクト

オーガニック飲食店等普及推進プロジェクト 実施概要

本プロジェクトは、令和7年度「有機農業推進総合対策事業」の一環として採択され、同事業のうち「国産有機農産物等需要拡大支援事業」として、令和8年3月末まで実施されます。

本事業では、国産有機農産物等の普及に向けた取り組みとして、これまで継続してきた小売事業者への拡大に加え、飲食事業者(外食・中食など)にも視点を広げ、需要拡大につながる具体的な取り組みをモデル化していくことを目的としています。

なお、大阪および東京にて、事業期間中に開催されるイベント・展示会への参加も予定されています。詳細なスケジュールについては、スケジュールをご確認ください。

また、ワークショップ、セミナー、事業者間マッチングなどの各プログラムには、すべて無料でご参加いただけます。ただし、参加枠に限りのあるプログラムについては、事務局による審査を経て参加者を決定させていただきます。予めご了承ください。

オーガニック飲食店等普及推進プロジェクト 継続事業内容(令和7年6月現在)

現在、本プロジェクトは任意団体として活動を始めたばかりです。私たちは「オーガニックを広めるにはどうしたらよいか」を改めて見つめ直した結果、やはり“需要の喚起”が最も重要であると考えるに至りました。

数十年にわたりオーガニックに携わってきた中で、今もなお多くの方々から「どこで買えるの?」という声が聞かれます。関係者の立場から見れば、20年前に比べて専門店やスーパーマーケットのオーガニックコーナー、生協での取り扱いなど、確実に増えてきたと感じています。しかしながら、消費者の認知や関心の高まりは、それに比例していないのが現状です。

また、「無農薬」「自然栽培(農法)」「有機農業」「有機農産物」といった言葉についても、十分に理解が浸透しているとは言いがたい状況です。そこで私たちは、まず「オーガニック野菜(農産物)」として表現を統一し、その扱い方や調理方法を実演するワークショップを開催し、より身近に感じてもらう機会を設けています。

さらに、現代では外食の機会も多く、飲食店においても創意工夫を凝らしたオーガニックやヴィーガンメニューが多く見られるようになってきました。そうした取り組みを行っている飲食店の皆さまにとって、何かしらお役に立てることがあれば——そのような視点からも、今後の活動を考えてまいります。

  

 

バブル景気に沸いた1980年代後半から1990年代のイタメシブーム、昔を懐かしむのではないが、あの頃にオーガニックが今の様にあれば「オーガニックフードのディスコだったり」「おがめしで健康に」とブームになっていたかも・・猫も杓子もオーガニック「おがめし」ともてはやされる夢を見ています。